2016-03-08

いたるところに象さんが!人気の観光地、ピンナワラ象の孤児院

キャンディから西へ30㎞ほど、車で約1時間の所にある“ピンナワラ象の孤児院”。
ここは1975年に設立された象の保護施設です。

100平方キロメートルほどの敷地内には森で家族とはぐれて迷子になった子象や、傷ついて野生に戻れなくなった約80頭の象が飼育されています。
日本の動物園のような敷居や囲いはなく、象たちは広い園内を悠々と歩いたりゴロンと寝転がったりすることができます。
象がのびのびと生活する姿は純粋で愛らしく、見るものを癒してくれます。
日に2回ある水浴びの時間には施設を出て、近くの川まで歩いていく象の行進が見られます。
象の大群が並んでぞろぞろ行くその姿は必見です!

気持ちよさそうに洗われる象。

間近で象の自然な姿を見られます。

こんなに沢山の象が!まるでサファリをしているかのようです。
水浴びは川で放し飼い状態なので、象たちは自由に、豪快に、思い思いに楽しみます。
仲間たちとじゃれあいながら、水浴びを楽しむ象たちは見ていて飽きません。
そんな野生本来の姿を見られるのも、ここでの醍醐味です!

象の大群の水浴びは圧巻です!

見ているこちらも一緒に水浴びしたくなります。
象たちはとてもおとなしく穏やかなので、触ったり、近くで一緒に写真を撮ったりする事ができます。
記念になること間違いなしです。

スリランカの緑と象達。ここでしか見られない光景です!
1日2回のミルクタイムには子象に象さんサイズの哺乳瓶でミルクをあげる体験ができます。(*体験には入り口でチケットの購入が必要です)
私も体験したのですが、子象たちの飲みっぷりは素晴らしく、ものの何秒かであっという間に飲み干してしまったので驚きました。

現地の家族連れの人も大変多く、当時2才の息子も大変喜んだ観光地でした。
フォトジェニックな場所があちこちにあるので、写真が趣味の方にもお勧めです!

Text by Ayana Alles